犬に果物はおすすめ?

肉食動物の犬にとって、主な栄養源は肉になります。しかし野生の時代には、草食動物を食べる時に体内の未消化の草や果物を食べる事を通じて、少量の果物を摂取していました。果物にはビタミンやミネラルなど、犬にとっても重要な栄養素が多く含まれています。実は犬は草食動物の体内の果物を通じて、必要な栄養素を得ていたのです。

その由来から考えれば、果物は犬の健康促進の効果が期待できます。しかし、必ずしも全ての果物が犬の健康に良いわけではありません。犬の健康に良いとされる果物では、リンゴやイチゴ、バナナ、ミカン、スイカなどの果物で、犬の健康維持に役立ちます。

その証拠に、犬用のケーキにこれらの果物は使用されています。一方で、果物の中でもブドウ類やイチジクなどは犬にとって毒になります。犬がブドウやレーズンを食べてしまうと、下痢などの症状を起こしてしまいます。さらに深刻になると、腎不全を引き起こす恐れもあります。驚くべき事に、ブドウ類に含まれるどの成分が犬に悪影響を及ぼすのかは、まだ解明されていません。つまり全く治療のしようが無いのです。犬にブドウ類を与える事は、絶対に避けてください。また、イチジクの中に含まれるソラレンという成分が、犬にとって毒になります。犬はソラレンの摂取により、嘔吐などの症状を引き起こしてしまいます。

比較的多くの果物は、犬の健康に対して良い影響を与えてくれます。しかし犬に果物を与える場合には、「この果物は犬に与えても大丈夫かな」という事を常に意識してください。

果物入りドッグフード

人間は雑食で、様々な食べ物を食べる事で非常に多様な栄養素を日々得ています。一方で犬は元々肉食ですから、日々の食事は肉が中心になります。それは野生でもペットでも同じ事です。犬は肉に含まれる栄養素だけで、十分に生きていける体のつくりをしているのです。ですからドッグフードは基本的に、肉を中心としたラインナップになっています。しかし、最近では果物入りドッグフードがよく販売されています。肉食の犬が、果物なんて食べるのかな?と不思議に思いますが、実は犬にとって、甘い果物は好物の一つなのです。

ペットとして、家族の一員として一緒に暮らしている犬の事を考えると、「ただ単に生きる」だけではなくて「長生き」して欲しいですよね。実は肉ばかりの食事だと、ペットの犬であっても野生と同程度の寿命しか期待できないのです。犬に長生きしてもらおうと思うと、それこそ人間同様、様々な食べ物を食べ、非常に多様な栄養素を日々得てもらった方が良いのです。

果物にはビタミンやミネラルなど、犬にとっても重要な栄養素が多く含まれています。犬の先祖はオオカミで、その時代には草食動物を食べる時に体内の未消化の草や果物を食べる事を通じて、少量の果物を摂取していました。そのため、犬は果物を消化する事ができるのです。ただし注意しないといけないのは、「人間と犬では体のつくりが違う」事です。犬にとってネギ類が禁物である事は、有名な話でしょう。それと同じように、果物の中でもブドウ類やイチジク、レモンやグレープフルーツ、ドライフルーツなどは犬にとって禁物なのです。